水深1.5mの世界
2016.11.26
沖縄本島 恩納村 ダイビングショップ ブルーリーフがお届けしています。
2016年11月26日
本日は北風も落ち着き恩納村の海は少し回復!
なので1番近いビーチでダイビングして来ました。
1番近いビーチはムーンビーチの敷地内にあります「にちぎんビーチ」です。
普段行くことはまずないビーチですが調査してきました。
行かない理由として遠浅で最大水深が2m位というのも1つ
あとは単純に他のポイントの方が楽しめるからです。
普段潜らないので楽しさが眠っていると考え調査してきました!
まずは砂地が広がっています。
入ってすぐに見つけたのが「オニダルマオコゼの幼魚」
危うく素足で踏みそうになりました。
幼魚とはいえ強い毒を持っているので要注意
とても浅い所にいたので海遊びの時も注意が必要です。
沖へ進んで行くと海草がびっしり
擬態上手の生物にはたまらない隠れ家
ハゼ達も草の茂みに穴を掘り見つからない様に
上手に暮らしていました!
岩場も少しはあります。
ルリスズメダイやロクセンスズメダイの若魚など
まだ人馴れしていないのですぐに隠れてしまう。
岩の陰にはゴマモンガラの幼魚やキンセンイシモチなども
冬の定番ウミウシも
「キカモヨウウミウシ」がいました。
あまりウミウシには焦点を当てていなかったので
見つけたのは3種類のみでした。
探せばまだまだいそうな感じです!
浅場とはいえ大きな大きな魚も
「オニカマス」1mあるかないか位のサイズ
他に見つけた大きな魚としてリュウキュウボラがいた。
別の岩場では緑色っぽいイシヨウジがいた。
緑色はこのにちぎんビーチでしか見たことない
良く見られる生物でも色がちょっと違うと嬉しさが大きい。
大きなイソギンチャクを覗くと
クマノミファミリーとミツボシクロスズメダイ幼魚が
さらによーく見るとクマノミとは別のクマノミの姿があった。
なんと「トウアカクマノミ」が
日本の6種類のクマノミの中で1番珍しいクマノミです。
山田にもいますが20mよりも深い水深に
ここにいたのはわずか2m!
「フィコカリス・シムランス」
ものすごく小さいエビです。
見つけた個体はなかなか多きく観察しやすい個体でした。
モジャモジャしてゴミみたいですが
マニアックなダイバー、甲殻類好きにはたまらない生物です。
他に見つけた甲殻類はコガラシエビ、ナガレモエビなどです。
最大水深2.1m平均水深1.5mでしたが
私的にはとても楽しめるポイントでした。
【ログデータ】
天気:晴れのち曇り
気温:最高24℃/最低21℃
風向:北東→南東
波高:2.0m~2.5m
海況:○
水温:26℃
透明度:18m
【今日の装備】
★ウェットスーツ★
5mmフルスーツ
3mmフードベスト
快適度◎